疲れの蓄積による体の重だるさについて
カテゴリ: ブログ
作成日:2022年12月05日(月)
川西大和整骨院です☺️
すっかり冬の天候になり、上着が必要な季節になりました🥶
お体を冷やさないよう気をつけて下さいね。
今回は知らないと怖い、疲れの蓄積による体の重だるさについてです。
例えば長時間のパソコンやスマホの操作で首が疲れるとストレッチしてしまいますよね😳
単純な筋肉のこわばりはストレッチすれば軽減しますが、疾患由来のものはストレッチだけで軽減しません😰
特に注意していただきたいのが硬膜外膿瘍という疾患です。
硬膜外膿瘍とは細菌感染に伴い脊髄を覆っている硬膜周辺に膿がたまり、神経を圧迫する疾患です。
この疾患は初期症状が発熱、重だるさ、ちょっとした痛みが中心であり、風邪と勘違いしたり、痛みに対する治療を行えば症状は軽減します。しかし進行するにつれて痛みに対する治療が全く効かなくなります😰
初期症状の時点で検査しても異常がみられないことが多く、見落としされやすいと言う厄介な疾患です😰
進行した状態で分かることが多く、命の危機に脅かすこともあります。
治療方法は抗生剤の投与、抗生剤が効かない場合は手術を行います。自然に軽快することはなく、必ず治療が必要になります。
検査や治療しても重だるさや熱などが一向に改善しない場合は、専門家に症状や経過をしっかり伝え、根気よく向き合うことが必要な場合があります。
この疾患になりやすい因子として、疲れによる免疫力の低下が言われています😰
年末年始は家の掃除や仕事の決算などでお忙しいと思いますが、疲れをためないよう無理なく取り組んで下さいね😌